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暴君と名君の間

こんにちは、シャチョウです。

年末年始は温かい予報がでていましたが、キリキリする寒さがない冬もなんだか少し淋しい気がしますね。

 

今回のテーマは「絶対に譲れないこと」。

考えてみると色々あるけれど、年末だし(?)仕事全般に対する執着、仕事観がしっくりくる。

 

以前の当社COOが書いたブログ投稿で「人間は1日に最大3.5万回の決断を下している」という話があった。(およそ2秒に1回)

起業したばかりの時は、会社で寝泊まりすることもざらにあるぐらいの量をこなしながらも、自分で決めることにただただ不安しかなく、「この決断がよかったのだろうか」と思い悩むことばかりだったし、毎晩考え込んでレンドルミンを飲んで寝るのが常だった。

 

誰しも毎日色々なことがあるけれど、悩みすぎて決められない(熟考してないという意味ではなく、次の手をどれだけ考えておくかは別)=スピード感がなくて機会損失することのほうが後から振り返ると勿体無かったり、なんだかんだで「直感も大事」だとかなり時間が経ってから気づいた。

何か新しいことをするのに多方にあれこれ細かい根回しをしたり、どこかに皺寄せがくるからと考えていても、100%全方位で納得することなど有りえないし、正直いくら時間があっても足りない。

 

暴君と名君。名君のほうが素晴らしいのは当然だろうし、巷ではある意味で綺麗事ばかりが散見されるけれど、自分の分身は絶対に作れないし、育った環境も会社を立ち上げた想い、能力も性格もDNAも本質的に皆違う。うちのCOO以外で社内に理解者など必要ないし、仕事上の承認欲求など1mmもなく、一定の社会的道徳さえあれば暴君がちょうどよいと本気で思っている。ダメなものはダメ、失敗は失敗、優しさと甘さ、冷たいのと厳しいのは違うわけだし、ストレートに評価して伝えないと甘い習慣に慣れてしまう。人の300倍悩み、行動したって結果が悪けりゃ誰も責任なんかとってくれないし、社長業ってある種の苦行かもしれない。

 

 

でも、こないだCOOとうちの津田に「毎日どこかに行ってほころびを詰めまくる企業再生が向いてる」と言われたが大きな勘違いである。人並みに辛いときもあるのよ?(遠い目)

今日も無心で靴磨きをしてストレス発散しよっと。

ではまた。

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この記事を書いた人宜本 繁紀 社長 兼 CEO
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福岡県北九州市出身。
手元にあるお金は全てレコードと服に費やし、バイトとマリンスポーツに明け暮れる学生時代を過ごす。現在グループ6社、200名超の経営労務と法人の不動産ポートフォリオ構築、各種コンサルに長年に渡って携わる。インテリア全般にも造詣が深いが、イルマリ・タピオヴァーラの醸し出すムードが好き。
憂鬱はデフォルト、常に寝不足。

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