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JULY

2025
テーマ

決められない=優柔不断じゃない説

今回のテーマを聞いて何を書くべきか、悶絶するほど悩んだ。
というのも、私にインテリアの話をしろというのは、レシピ本100冊分の知識を1皿に盛れと言っているようなもので、全くもって話が尽きないからだ。

先日完成したリノベ物件で「家具(インテリア)から考えるリノベーション」と題打っての雑誌の取材、YouTube等を発信したこともあり、ここではさしあたり我が家のキッチンについて語ろう。


長男の中学受験が終わるタイミングで、実家近くのマンションに引っ越しを決めたのが早約3年前。しかし、モデルルームで見た新築分譲の仕様、間取りも普通=ありきたりで正直少しも気分が上がらなかった。
既に建築工事が始まる直前期、ダメ元で「パイプスペースをここに変えられますか…?」と建物駆体の構造変更を伴う無理難題を最大限の作り笑いでお願いしたところ、「設計変更と確認申請を変更するからOKです」とまさかの離れ業が飛び出し、引っ込みがつかなくなった私は、勢い余って新築のマンションをフルリノベすることにした。

そして、今回の家は黒いキッチンを中心にしたインテリアにしよう。
なぜかそう思ったのである。

本題のキッチン。
各部位の商材、設備選びの話はきりが無いので割愛するが…今回は面材の話、最終候補6種。



悩みに悩んだ挙げ句に選んだのは、ブナの木をビーチ(砂浜)に埋めて放置、キノコの菌糸が入り込むことで、唯一無二の木目が出来上がるという変わり種であるトリュフビーチ。
そして、最終確定したサイズはキッチン全長2,910mm、バックセット全長4,810mm×全高2,500mm。
「これマットブラックと合わせたらクールじゃん、よかったよかった!」と思ったのも束の間、バックセットのパネル総数は21枚もある。

「どのパネルに黒とトリュフを入れるか」

それから、この難題に2週間も悩むことになる。



黒が多すぎても重い、トリュフを入れすぎても軽い。
ビルトインオーブンとコーヒーマシンや、冷蔵庫のシルバーも悪目立ちさせたくない。
そもそも、トリュフは木目の表情がすべて違う上に色の配置で視覚的な空間の奥行き、高さも違う。
製図ソフトにパズルのように色を置いてみる、「これだ、これでいこう」~翌日「なんか違う?」仕事をしていても頭の片隅にレイアウトが浮かぶ始末で、やり直しの無限ループ。

「社長、建築工事が進んでるみたいなので、仕様決定と納期のリミットが…」メーカーさんからの妙に丁寧且つ執拗な催促と、うちの先生の「それでもういいんじゃない…?(本体は白、レンジフードはシルバーがよかったのに…まだかよ)」というひりひりしたプレッシャーを感じた私は、14日後にようやく決断したのである。


そして完成したキッチン。



色々と検討が足りなかったところはあるが、我が家のメインインテリアであるキッチン。
なんだかんだで完成したキッチン、そして自分の即決できる決断力に満足している。(謎)


※箱のサイズが決まっているリノベーションはどうしても多々制約があります。
キッチンの面材選びからトータルコーディネートまで粘り強くお手伝いいたしますので…。

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この記事を書いた人宜本 繁紀 CEO
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福岡県北九州市出身。
手元にあるお金は全てレコードと服に費やし、バイトとマリンスポーツに明け暮れる学生時代を過ごす。現在グループ6社、200名超の経営労務と法人の不動産ポートフォリオ構築、各種コンサルに長年に渡って携わる。インテリア全般にも造詣が深いが、イルマリ・タピオヴァーラの醸し出すムードが好き。
憂鬱はデフォルト、常に寝不足。

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