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TUE 09 /09
パリにまつわる妄想
司法書士の緒方です。
最近は相続登記の依頼が多く、
戸籍謄本取得のため、区役所に行くことが多いです。
たまたま役所の下の階のカフェで発見して、読んでみた本。
ミヒャエル・エンデの「モモ」。
誰もが一度は読んだことのある本なのかも。と気になって読んでみました。
ここでは、時間を奪う「灰色の男たち」が登場。
人々は「時間を節約しろ」とせかされ、
「ふきげんな、くたびれた、おこりっぽい顔をして、とげとげしい目つき」になってしまう。
「時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。」
ただ人の話をじっくりと聞くことのできる少女モモのもとで、
人々は本当の時間を取り戻していく…
とげとげしい目つきにならずに生きたい。笑
「暮らしてみたい国」をテーマに考えると、時間がゆっくりと流れる場所に惹かれます。
とはいえ、モモは、3ページも読めば寝てしまう睡眠効率のとても良い本なのです。
逆に、面白くて一気に全シーズン見てしまったのは、
Netflixのドラマ「EMILY IN PARIS(エミリー、パリへ行く)」
シドニーからパリに出向したマーケティング会社勤務のエミリーが主人公。
ド派手な衣装、SNSで発信しまくり、
アイデアだけで顧客を獲得していくエミリーはとても有能で、ワーカホリック!
写真は、Netflixより。
フランス人と働く上で、
アメリカとフランスの価値観の違いがぶつかる場面は、とても面白い。
(ランチは3時間。パーティでは仕事の話はしない。休暇中の仕事連絡は違法で、
朝早く出社すると鬱陶しがられるなど。)
そして、パリの街並みはいつも綺麗で、
恋愛関係は、複雑で現実的なところがとてもよい。
アメリカ人のエミリーがパリをどんどん好きになっていくストーリー。
仕事よりも人生を楽しむスタイル。
短期の滞在だったはずが、人生となり、生きる為に仕事をして、恋人、家族ができて行く。
「暮らす」ってこういうことだなぁと。
大好きなのは、エミリーの上司のフランス人、シルヴィー。
辛辣な性格の役柄もだけど、
ナチュラルメイクにシックな装いが素敵すぎる。
アメリカからパリに来た夫の隠し子のファッションを下まで眺めて、
「その服、アメリカっぽい」と、しかめる顔がとても好き。
読んでいただきありがとうございました。
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この記事を書いた人緒方里奈 司法書士
> 担当者の記事一覧はこちら福岡県北九州市出身。九州大学法学部~九州大学大学院法学府卒。
2007年 司法書士登録、院卒後から20年弱に渡って司法書士業務一筋。不動産登記、商業登記、相続、遺産承継、民事信託等もこなすオールラウンダー。マノロ・ブラニクのピンヒールを愛してやまない3児の母でもある。
趣味はショッピング、可愛い靴とハイジュエリー集め。ウィスキーはストレート、酔うと斜め右方向に歩く癖あり。
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