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THU 30 /10
開発者の思い
「今回は、何を書くべきなのか。これぞまさに、正解がわからないことの一つだな。」と思いながら、筆を執っております。
ひみつ道具の回で、若干フライングしていたようですので、(先週気づきました)
今回は違う話を。
私は以前、船の開発をしておりました。
(プロフィールを見ればわかることではありますが)
造船の世界では、船の開発を「基本計画」といいまして、詳細設計に至る前段階の、ある程度の船の仕様やデザインを決めることがメインの仕事です。

この「仕様/デザインを決める」ことには、本当に正解がありません。
そのため、(ひみつ道具の回とかぶりますが)最適なデザインは何か、を求めていくことになります。
例えば、ヒトが生活する居住区。
国際法で定められた基準を守りながら、限られた空間内に、船員の安全と快適性、そしてコストまで考えながら、配置する。
椅子の材質はどうするか、向きや配置はどうするか、ベッドの大きさは、家具の種類は、机の大きさは…
コストは下げられるけど、こんな内装だと暮らしにくそうだな…etc
正解がわからないデザインを前に、ああでもない、こうでもない、を繰り返す…
何度も何度も作り直しながら、理想と現実がぶつかった結果、「最も良さそうなデザイン」ができあがります。
そして、そのデザインを、その時点での「正解」として、世に送り出していきます。
さて、ここからメインテーマからは、ずれていきますが、
この「最も良さそうなデザイン」には、開発者の思いが結構詰まっています。
これは、恐らく「家」の設計にも同じことがいえると思いますが、家を見るとき、作り手の思いを考えることはあまりないと思います。
しかし、そこには必ず、正解がわからないことに立ち向かったデザイナー(開発者)の思いや大工さんの苦労が詰まっています。(詰まっていなかったらごめんなさい。)
ですので、家を見るときには、「この家を作った人はどんな思いで作ったんだろう?」と考えてみられると、面白いかもしれません。-
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この記事を書いた人川島 大輝 佐藤祐一税理士事務所
> 担当者の記事一覧はこちら福岡県福岡市出⾝。
福岡県⽴修猷館⾼校、九州⼤学⼯学部、九州⼤学⼤学院⼯学府卒(海洋システム⼯学)。韓国ソウル⼤学⼯学部(造船学科)交換留学。
住友重機械・横須賀造船所にて 10 万 ton タンカー居住区、バルカー船体基本計算等の開発を担当。退職後は韓国に渡り、通・翻訳を経験。(TOPIK6 級取得)帰国後に⽗の家業を継ぐことを決意、福岡⼤学⼤学院法学研究科(税法)修了。
現在、当社顧問である佐藤祐⼀税理⼠事務所にて修⾏中。
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