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三種の神器+one

こんにちは、カガソノです。

 

今回のテーマは『鞄の中身』。

 

私が現場に向かうとき、必ず持っていくものがあります。

スケール、差し金、レーザー計測器。

この3つは、私にとって欠かせない“現場の三種の神器”です。

 

まずはスケール。

部屋の広さや壁の厚み、コンセント位置など、現場の細かな寸法確認には欠かせません。

ゼネコン時代は7.5mで両面メモリ、爪にマグネットがついてあるタイプしか使わないという

変なこだわりがありました。

ただ、それだと大きくて重い、、、

なので今は、コンパクトなステンレス製で軽く、数字の読みやすいタイプを愛用しています。

 

次に差し金。

直角を確認したり、ラインを引いたり、使い方は無限です。

私が使っているのは黒の差し金。

理由は単純で、「黒がカッコイイから」。

現場で光を反射しにくいという実用面もありますが、

黒い金属の質感がなんとなく気持ちを引き締めてくれる。

ただそれだけです。(笑)

 

そしてレーザー計測器。

壁から壁までの距離や、天井高、梁下の寸法などを一瞬で正確に測れる頼もしい相棒。

現地調査の時には欠かせません。

測定結果を記録するだけのシンプルな道具ですが、その精度とスピードは他のどの道具にも代えがたいものがあります。

一度使うと、もう手放せません。

 

──ここまでは、誰もが想像する現場道具。

 

でも、私の鞄にはもうひとつ欠かせないものがあります。

それが「DNPのオレフィンシートのカラーサンプル」。

retriqueの“1級色合わせ師”として、オーダー建具に使うシートサンプルを常に持ち歩いています。

現場で光の当たり方や床・壁との相性をその場で確認できるように。

質感やトーンの違いを実際の空間で確かめることが大切です。

同じ“グレー”や“木目”でも、空間によってまったく印象が変わります。

実際に壁紙や各面材と照らし合わせた時に、より近いものを選定するのに役立っています。

 

鞄の中には、いつもこの4つ。

計測の正確さと、色の感覚。

その両方がそろって、ようやく“retriqueらしい空間づくり”が始まります。

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この記事を書いた人加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
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福岡県福岡市出身。
2018年福岡大学工学部建築学科卒業後、福岡県内最大手のゼネコンに入社。主にRC造マンションの施工管理に携わり、同社の最年少現場所長として多くのマンション建設を経験。仕事漬けで家に帰れない日々でも達成感と充実感はあったが、小さい娘になつかれていないことに気づき、絶望する。悩み抜いた結果、人生を見つめ直し転職を決意~インスタグラムの投稿でみた当社のデザインに魅了されて入社。建物施工に関する幅広い知見、経験を活かし日々奮闘中。
趣味は、スニーカー収集、スイミング。

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