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ときめきにまつわる話

司法書士の緒方です。

 

Kindle読書が好きだという話は、前にも書きましたが、私は朝5時半に起きあがるので、自然に目覚めて4時台からの読書というのが板についてきたところです。(朝から電気をつけなくても読めるところがkindleの良いところ。)

 

最近読み終えたのは、今年の本屋大賞受賞の「カフネ」。

(写真は「Amazon」より。)

 

主人公は、東京法務局勤務の公務員ということで読んでみたのですが、弟が遺言書(近年改正の自筆証書遺言の法務局保管制度を利用)を残して急逝するところからのはじまり。死後に法務局からの通知→閲覧を経て、弟が元恋人に財産を遺贈していたことを知り、それをきっかけに彼女が行う家事代行サービスのボランティアを手伝うことになり…

 

とあらすじや感想はさておき、依頼された2時間で行なう料理の作り置きや清掃の描写、とても素敵な仕事だなぁと。

 

色々あるけれど、精神は「食事」と「住まい」から作られている。美味しい食べものと整った空間に救われるのです。

 

「座右の銘」について書いている途中ですが、「好きなものに囲まれて暮らす」ということが、私が大事にしている心地よさ。

 

食べなくても片付けなくても死なないし。と思う日もあるけれど…

自分の持っているモノ、一つひとつに対して、迷いなく大好きだ!と思えるものに囲まれた生活こそが、最高の幸せだと思っています。

 

ところで、この本は、お節介で人にあげたりもしたので、何冊買ったことでしょう。書籍で、今はKindleでも。

10年以上も前だけど、読んだときの感動は衝撃的でした。

「ときめくモノは残す」

「ときめかないモノは手放す」

「かつてときめいたモノは、感謝して手放す」

好きなものに囲まれて暮らすための手放し方。

 

ときめくかどうかは、曖昧な表現のようで、実際にやってみると、とても判断しやすい。このマインドをいつも言い聞かせながら、ゴミ出しをしています。

 

子供が学校から持ち帰ってきた工作も、見せてくれてありがとう(ときめきをありがとう)!と思えば、迷わず手放せるのでおすすめです。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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この記事を書いた人緒方里奈 司法書士
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福岡県北九州市出身。九州大学法学部~九州大学大学院法学府卒。
2007年 司法書士登録、院卒後から20年弱に渡って司法書士業務一筋。不動産登記、商業登記、相続、遺産承継、民事信託等もこなすオールラウンダー。マノロ・ブラニクのピンヒールを愛してやまない3児の母でもある。
趣味はショッピング、可愛い靴とハイジュエリー集め。ウィスキーはストレート、酔うと斜め右方向に歩く癖あり。

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