MEMBER BLOGブログ

我が家の冬の香り

冬に使うアイテムといえば、暖房器具やブランケットなどを思い浮かべる方が多いと思います。

ですが、私にとって冬の始まりを知らせてくれるのは、ひとつの“香り”です。

無印良品の「金木犀のフレグランスオイル」。本来は秋の香りとして知られていますが、我が家ではすっかり冬の定番になっています。

 

 

もともと金木犀を好きだったのは妻でした。

毎年10月になると店頭に並ぶ金木犀シリーズを見るたびに「今年もこの季節がきたね」と嬉しそうに話す姿が印象に残っています。

私もその影響で買い始めたのが、このフレグランスオイルを手に取るようになったきっかけです。

ただ、気を抜くとすぐに完売になるので見つけた時には2~3本まとめて買います。

 

そして気づけば、我が家の“秋から冬へ向かう空気”には金木犀の香りが自然と溶け込むようになりました。

5歳の娘も、その遺伝子をしっかり受け継いでいるようです。

散歩の途中でふと立ち止まり、「金木犀の匂い!」と嬉しそうに指を差す。

いつの間にか、香りを嗅ぎ分けられるようになっていました。

親としては、そんな姿を見られるのが密かな楽しみでもあります。

金木犀の木を見つける前に娘が反応することもあって、「本当にわかるんだな…」と驚かされるほどです。

 

ただ、実際にこのフレグランスオイルを使う時期は少しズレています。

というのも、毎年10月に発売される頃には、家のディフューザーに前の香りがまだ残っている。

中途半端に残して新しい香りに変えるのがどうも落ち着かず、「もう少しで使い切るから」と思いながら過ごしていたら、気づけば11月に入ってしまうのです。

結果、毎年11月頃から年末にかけて、我が家では金木犀の香りが漂います。

世間では秋の香りなのに、私にとっては“冬の始まり”を知らせてくれる合図。

 

外の空気がひんやりし始める時期に、この甘くて落ち着いた香りが家の中へ広がると、不思議と心がほっとするのです。

無印良品の金木犀のフレグランスオイルは強すぎず、優しい香りです。

帰宅したときにホッとする気持ちにさせてくれます。

冬のアイテムは人それぞれですが、我が家にとってはこの香りが季節のスイッチ。

金木犀の香りとともに迎える冬が、これからも毎年の楽しみになりそうです。

このポストをシェア
X threads コピー

この記事を書いた人加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
> 担当者の記事一覧はこちら

福岡県福岡市出身。
2018年福岡大学工学部建築学科卒業後、福岡県内最大手のゼネコンに入社。主にRC造マンションの施工管理に携わり、同社の最年少現場所長として多くのマンション建設を経験。仕事漬けで家に帰れない日々でも達成感と充実感はあったが、小さい娘になつかれていないことに気づき、絶望する。悩み抜いた結果、人生を見つめ直し転職を決意~インスタグラムの投稿でみた当社のデザインに魅了されて入社。建物施工に関する幅広い知見、経験を活かし日々奮闘中。
趣味は、スニーカー収集、スイミング。

Instagram
Instagram
LINE
LINE
Instagram
Instagram
LINE
LINE