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答えを探すのが、たぶん性分です

最近はインフルエンザの流行が凄まじいですね。

今朝、娘の保育園に行くと、クラスの半分ほどがお休みとのことでした。

毎年のこととはいえ、ここまでくるとさすがに戦々恐々です。

今のところ家族は元気ですが、内心はインフルエンザに怯えております。笑

 

さて、今回のブログのテーマは「絶対に譲れないこと」。

少しだけ真面目に書いてみようと思います。

 

私はもともと現場監督として、施工の最前線に立ってきました。

図面だけでは分からない納まりや、職人さんとのやり取り、

そして現場で起こる想定外の出来事。

そうした経験が、今の仕事の考え方の軸になっています。

だからこそ、私にはどうしても譲れないことがあります。

それは、お客さまからのご要望に対して、簡単に「できません」と言わないことです。

正直に言えば、少し無茶かなと思うようなご要望をいただくこともあります。

構造的に難しかったり、予算や工程の面で悩ましかったり。

現場を知っているからこそ、リスクがすぐに頭に浮かぶ場面も少なくありません。

 

それでも、その場で否定するのではなく、

「なぜ難しいのか」

「どこを変えれば可能性があるのか」

「別の形なら実現できないか」

一度立ち止まって考えるようにしています。

 

施工を理解した上で探る別の答えは、

単なる無理難題ではなく、現実的な落としどころにつながることが多いからです。

お客さまの言葉の奥には、「こう暮らしたい」「ここは大事にしたい」という想いがある。

そこを汲み取ることが、私の仕事だと思っています。

 

とはいえ、こうして無茶振りにも答えよう、答えようとするからこそ、

仕事量はどんどん増えていきます。

振り返ると、「自分で自分の首を絞めているな」と思うことも正直あります。

たぶん、そういう性分なのでしょうね。笑

 

それでも、最初から断ってしまうより、

悩んだ末に出した結論の方が、自分自身も納得できます。

この姿勢だけは、現場を知る人間として、

これからも絶対に譲らずにいきたいと思っています。

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この記事を書いた人加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
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福岡県福岡市出身。
2018年福岡大学工学部建築学科卒業後、福岡県内最大手のゼネコンに入社。主にRC造マンションの施工管理に携わり、同社の最年少現場所長として多くのマンション建設を経験。仕事漬けで家に帰れない日々でも達成感と充実感はあったが、小さい娘になつかれていないことに気づき、絶望する。悩み抜いた結果、人生を見つめ直し転職を決意~インスタグラムの投稿でみた当社のデザインに魅了されて入社。建物施工に関する幅広い知見、経験を活かし日々奮闘中。
趣味は、スニーカー収集、スイミング。

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