BLOGブログ
ALLBUSINESSCONSTRUCTIONEVENTFAMILYFOODHISTORYINTERESTINTERIORPRIVATERECOMMENDATIONSERVICETRIP
ご注意ください【福岡|リノベーション|レトリック】
- 2024.06.17 / BUSINESS
- 加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
こんにちは、加賀其です。
今回は実際に弊社のお客様の自宅で実際にあったお話をします。
※ホラーではございません。
ある日、2年ほど前に工事したお客様よりこのような連絡がありました。
「訪問で屋根を点検する業者に見てもらったところ
瓦が剥がれている箇所があるとのことなので
一度屋根を見てもらえないでしょうか?」
写真も一緒に送ってもらい確認しましたが
確かに瓦が剥がれておりました。
こちらの施工不良かもと思い、慌てて現地に向かいました。
いつも工事をしてもらっている屋根の工事業者にも来てもらい、
実際に写真の箇所を確認しました。
その時に撮った写真がこちらです。
確かにコーキングがぱっくり割れており、瓦が載っているだけ
の状態でした。
ただ、私も屋根業者もこれを見て違和感しかありませんでした。
皆さんはお気づきでしょうか?
別角度の写真も貼ります。
ほかの瓦は大丈夫なのに、明らかに一カ所だけがぱっくりです。
本来、コーキングが劣化で割れる場合は、ひび割れのように
不規則に亀裂が入るものですが、今回の場合は
きれいに直進的な割れ目になっております。
カッターで切ったかのように、、、
そうです、これは劣化によるものではなく
故意にカッターで切ったことによりできたものでした。
思わず屋根業者と顔を見合わせ、
「これはひどい」と思わず漏らしてしまいました。
その場でコーキング処理をして応急処置を
施し、屋根を下りました。
詳しく状況を聞いてみると、訪問業者は1カ月以上前に
一度来ていたとのことでした。
その時は、大した用はなくすぐ帰ったそうですが、
きっと事前にどんな人が住んでいるかを把握するためだったのではと。
実際に訪問業者が屋根に上った日は、
「近くで棟上げをしていたら、棟梁が屋根が傷んでいるから
直してやって来いとのことなので来ました」と
そう言い上がっていったそうです。
下りてきて第一声が
「屋根の修理は何十万円かかりますよ」と、、、
そして瓦が剥げてある写真を見せて不安を煽ったそうです。
幸いにも2年前に弊社で外壁の工事をしておりましたので
その旨を話したところ、急に表情が変わり
あまりズカズカ言ってこなくなったそうです。
その後弊社に連絡があり、私が現地に確認しに行った次第です。
私自身、こんな悪徳業者が本当にいるとは、、、と
信じられない思いが大きかったです。
調べてみると屋根だけでなく、水道、白アリ、給湯器、、、
様々な訪問点検業者によるトラブルが昔から今もなお
無くなっていないことがわかりました。
そういったトラブルに巻き込まれそうでしたら
小さなことでも弊社まで一度ご相談ください。
皆さんも訪問点検業者には十分ご注意ください。