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レッセフェール…米騒動に物申す 【福岡 | リノベーション | レトリック】

どうも僕です。

またまたネタ切れ…そりゃそうだ、みなさまのリノベプラン作成に、四六時中仕事してるからw。

夜分家に帰れば、草に水やり、犬にエサやり、そして白米をドカ喰いして、そのまま布団にダイブな僕です。。

 

ん?白米ドカ喰い?

そう、それです!思い出しました、気になるネタ。

その名も「令和のコメ騒動」。

 

以前「103万円の壁」について語ったときも、特に炎上せず無事生還したので、今回もちょっぴり政治の話をさせてもらいます。

-日本の原風景…美しい稲穂-

 

さて、昨年は5キロ2,000円ちょっとで買えていたお米が、今年5月にはなんと4,000円超え!

…倍!? いやいや、資材費や人件費の高騰があるとはいえ、これはさすがにお高すぎじゃないですか?

「どこかの誰かが米を買い占めてるんじゃ?」という声もチラホラ。

 

そんな悲鳴を聞きつけ、政府も大慌てで、登場したのが超サラブレッドの議員センセー。

備蓄米の無限放出で米価を下げよう!という作戦に出たわけです。

 

いや、まぁ…わかりますよ。

米は日本人の命綱ですし、僕の最後の晩餐は迷わず「おにぎり」一択。

米が高騰すれば、死活問題なわけです。

 

-やっぱ、ゴハンは美味い-

 

が、しかーし!!

ここで問いたい、「え、日本っていつから社会主義国家(計画経済)になったんですか?」と。

そもそもモノの値段って、需要と供給で決まるんじゃないの?資本主義社会の大原則ってそうですよね?

米が高すぎる → 誰も買わない → 売れない → 値段下げざるを得ない

米が高く売れる → 作る人が増える → 供給が増える → 値段が下がる

これって、自然の摂理でしょ?

 

過去の減反政策で生産量が減り、今や流通不足が慢性化。これって明らかな政策ミスですよね?

無理やり自然の摂理を無視して生産量調整、そのツケをまた無理やり価格操作でごまかそうとしても、別のところに歪みが出るだけじゃないの?と。

 

レッセフェール――「為すに任せよ」

200年以上も前に提唱された、経済学の初歩中の初歩。

 

作りたい人が作りたいだけ作って、買いたい人が買いたいだけ買う。それだけで価格は自然にバランスを取るもんなんです。

グローバル化の中、これからの農業は、集約・大規模化して、海外と勝負できる産業に育てていくこと。

そういう未来に向けたビジョンを示すのが政治の役割でしょ?

 

-アダムスミス「国富論」…なつかしい-

 

来年には家畜用になる古古古米を流通させたところで、味にうるさい日本の消費者が食べるとは思えませんし、そもそも備蓄量だって1ヶ月で底をつくなんて話も。

目先のスーパーの価格を○○円に下げるとか、そんな話ばかりじゃなくて、もっと根本的な議論をしてもらいたい。

僕らが望んでいるのは、「安い米」じゃない。作り手が十分に対価を得られ、かつ、「うまい米」が、ちゃんと手が届く価格になることなのでございます。

 

※上記は個人の感想です。当ブログに対するご連絡は受付けておりませんw。

 

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