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3万5000回

どうも僕です。

不動産祭りが一息ついたと思いきや、リノベプランが見事に渋滞中で、休みゼロのアクセル全開。

まあ、労働基準法という名のガードレールには守られていない僕です。。。

 

― ちゃんと仕事してます ―

 

さてさて、今回のお題は「正解がわからないこと」。

「今日は何着ていこう?」「唐揚げかチキン南蛮か?」という些細な悩み、さらには「宇宙の外側ってなに?」とか「少子化に歯止めをかける秘策とは?」なんて壮大なテーマから、「失敗した人にどんな言葉をかけるのか?」などなど心理的なお話まで。

考えれば考えるほど哲学の沼にはまりそうなので、ここはひとまずリラックスしてみましょう。

 

で、僕がパッと浮かんだ身近な“正解がわからないこと”といえば…

そう、「発根管理」です。

 

既報の通り、僕はアフリカや南米の「あやしい合法的な草」を愛でるオッサン。

海外からやってくる植物たちは、検疫の関係で根っこをバッサリ切られて輸入されます。

人間で言えば「心臓を引っこ抜かれて飛行機に乗せられ、現地で移植手術を受ける」ようなもんです。

そりゃあ成功率20%なんて話にもなるわけです。

 

― 合法的な怪しい草たち ―

 

ICU(=簡易ビニールハウス)を用意して、温度35℃、水温35℃、湿度65%、首振り弱風、オキシベロンちょい足し、ベンレートひとつまみ……。

この“集中治療室”で数か月間見守った末、発根した時の喜びといったら、まさに感動の再会ドラマ。

※価格が10倍に跳ね上がるのはあくまで副産物ですw

 

でも、いくら設備を整えようが、生き物にマニュアルなんてない。

正解なんて、ないんです。

毎回、観察と試行錯誤と、ちょっとした運と、愛情と。

そんな正解がわからないギャンブル的な園芸医療を、今日も黙々と続けている僕でございます。

 

― 絶賛発根管理中 ―

 

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…と、ここまで延々と誰も興味ない趣味の話をしてきたわけですが、本題に戻るとやっぱり正解がわからないことの“正解”がわかりません。

でも考えてみれば、人生って基本ぜんぶ「正解がわからないこと」だらけ。



人間は1日3万5,000回も決断しているそうで(ケンブリッジ大学調べ)、「右に曲がるか左か?」「傘を置いていくか?」「なに食べるか?」…。

誰しもそんな小さな選択を積み重ねながら、生活してるんです。



だからこそ、スティーブ・ジョブズ、ザッカーバーグよろしく、服装を固定して決断回数を減らす人もいるわけです。

判断能力には限りがあるので、日々の小さな決断を省エネして、大事な時の決断力に全振りするスタイル。

合理的だなあと感心しつつ、僕は今日もTシャツ選びで5分悩みます。

 

― 正しい道とは ―

 

ただし、結局のところ、正解なんて、決断した“その瞬間”には誰にもわからない。

でも、あとで「あれが正解だった」と言えるように努力することはできる。

それこそが、尊いことであり、正解なんて考えるくらいなら、とりあえずやってみるほうがラクなんだろうとは思います。

 

支離滅裂…何言ってんのかわかりませんね。

リノベプランの連続で、「お施主様の好みのスタイルは?」「キッチンハウスかクチーナか?」「タイルかフローリングか?」「白か黒か?」……

正解のないことに対する僕の決断は3万5000回を優に超えておりますので、今日はこの辺でご勘弁を。。。

ではまた。

 

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この記事を書いた人小山 直毅 副社長 兼 COO
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長崎県佐世保市出身。
1996年 住友不動産販売㈱に新卒入社。福岡都市圏全域にて営業として約500件、店舗管理者として約1000件を超える不動産売買実務、所内運営に携わる。2016年 優秀な弟子達に恵まれ、店舗歴代最高、全国200数十店舗トップの月間実績を叩き出した直後に退社。幅広い不動産業務のスキルを武器に、自身で企画した後世に残る仕事がしたいと一念発起し、当社 宜本とともに当社設立参画、代表取締役副社長、COOに就任、現任。年間30件を超えるリノベデザイン、物件をリリースしながら、日々夥しい数の物件紹介メールにくまなく目を通す毎日。ひとつひとつの間取り、すなわち「そこに住まう人々の暮らし」をイメージするその目は更なる高みを見据えている。(情熱大陸風)
植物と犬をこよなく愛するイケおじ(本人談)、4児の父。

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