MEMBER BLOGブログ
OCTOBER
20252025
一覧へ >-
01 JAN
-
02 FEB
-
03 MAR
-
04 APR
-
05 MAY
-
06 JUN
-
07 JUL
-
08 AUG
-
09 SEP
-
10 OCT
-
11 NOVComing soon...
-
12 DECComing soon...
-
THU 23 /10
3万5000回
どうも僕です。
不動産祭りが一息ついたと思いきや、リノベプランが見事に渋滞中で、休みゼロのアクセル全開。
まあ、労働基準法という名のガードレールには守られていない僕です。。。
― ちゃんと仕事してます ―
さてさて、今回のお題は「正解がわからないこと」。
「今日は何着ていこう?」「唐揚げかチキン南蛮か?」という些細な悩み、さらには「宇宙の外側ってなに?」とか「少子化に歯止めをかける秘策とは?」なんて壮大なテーマから、「失敗した人にどんな言葉をかけるのか?」などなど心理的なお話まで。
考えれば考えるほど哲学の沼にはまりそうなので、ここはひとまずリラックスしてみましょう。
で、僕がパッと浮かんだ身近な“正解がわからないこと”といえば…
そう、「発根管理」です。
既報の通り、僕はアフリカや南米の「あやしい合法的な草」を愛でるオッサン。
海外からやってくる植物たちは、検疫の関係で根っこをバッサリ切られて輸入されます。
人間で言えば「心臓を引っこ抜かれて飛行機に乗せられ、現地で移植手術を受ける」ようなもんです。
そりゃあ成功率20%なんて話にもなるわけです。
― 合法的な怪しい草たち ―
ICU(=簡易ビニールハウス)を用意して、温度35℃、水温35℃、湿度65%、首振り弱風、オキシベロンちょい足し、ベンレートひとつまみ……。
この“集中治療室”で数か月間見守った末、発根した時の喜びといったら、まさに感動の再会ドラマ。
※価格が10倍に跳ね上がるのはあくまで副産物ですw
でも、いくら設備を整えようが、生き物にマニュアルなんてない。
正解なんて、ないんです。
毎回、観察と試行錯誤と、ちょっとした運と、愛情と。
そんな正解がわからないギャンブル的な園芸医療を、今日も黙々と続けている僕でございます。
― 絶賛発根管理中 ―
/
/
/
…と、ここまで延々と誰も興味ない趣味の話をしてきたわけですが、本題に戻るとやっぱり正解がわからないことの“正解”がわかりません。
でも考えてみれば、人生って基本ぜんぶ「正解がわからないこと」だらけ。
人間は1日3万5,000回も決断しているそうで(ケンブリッジ大学調べ)、「右に曲がるか左か?」「傘を置いていくか?」「なに食べるか?」…。誰しもそんな小さな選択を積み重ねながら、生活してるんです。
だからこそ、スティーブ・ジョブズ、ザッカーバーグよろしく、服装を固定して決断回数を減らす人もいるわけです。判断能力には限りがあるので、日々の小さな決断を省エネして、大事な時の決断力に全振りするスタイル。
合理的だなあと感心しつつ、僕は今日もTシャツ選びで5分悩みます。
― 正しい道とは ―
ただし、結局のところ、正解なんて、決断した“その瞬間”には誰にもわからない。
でも、あとで「あれが正解だった」と言えるように努力することはできる。
それこそが、尊いことであり、正解なんて考えるくらいなら、とりあえずやってみるほうがラクなんだろうとは思います。
支離滅裂…何言ってんのかわかりませんね。
リノベプランの連続で、「お施主様の好みのスタイルは?」「キッチンハウスかクチーナか?」「タイルかフローリングか?」「白か黒か?」……
正解のないことに対する僕の決断は3万5000回を優に超えておりますので、今日はこの辺でご勘弁を。。。
ではまた。
-
-
この記事を書いた人小山 直毅 副社長 兼 COO
> 担当者の記事一覧はこちら長崎県佐世保市出身。
1996年 住友不動産販売㈱に新卒入社。福岡都市圏全域にて営業として約500件、店舗管理者として約1000件を超える不動産売買実務、所内運営に携わる。2016年 優秀な弟子達に恵まれ、店舗歴代最高、全国200数十店舗トップの月間実績を叩き出した直後に退社。幅広い不動産業務のスキルを武器に、自身で企画した後世に残る仕事がしたいと一念発起し、当社 宜本とともに当社設立参画、代表取締役副社長、COOに就任、現任。年間30件を超えるリノベデザイン、物件をリリースしながら、日々夥しい数の物件紹介メールにくまなく目を通す毎日。ひとつひとつの間取り、すなわち「そこに住まう人々の暮らし」をイメージするその目は更なる高みを見据えている。(情熱大陸風)
植物と犬をこよなく愛するイケおじ(本人談)、4児の父。
-