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建築を考える

今回は、珍しく本のご紹介です。

 

というのも、私は普段ほとんど本を読みません。

そんな私が今年のはじめ、ふと「何か一冊くらい読んでみよう」と思い立ちました。

特に読みたい本があったわけでもなく、夜中にネットサーフィンをしながら、せっかくなら仕事に関係するものがいいかなと探していたところ、なんとなく目に留まったのがペーター・ツムトアの『建築を考える』でした。

 

タイトルもそのままですし、「建築の仕事をしているなら読んでみるか」くらいの気持ちで購入。

恥ずかしながら、このとき私はペーター・ツムトアという建築家を全く知りませんでした。

 

後から調べてみると、世界的に有名な建築家で、建築界で最も権威ある賞の一つ「プリツカー賞」も受賞している方とのこと。

そんなことも知らずに、完全にタイトルだけで選んだ一冊でした。

 

実際に読んでみると、普段全く本を読まない私には、正直なかなか難しい。

一度読んだだけでは理解できないところもあり、ページを戻って読み直すことも何度かありました。

それでも不思議と印象に残る言葉や考え方があり、読み終わった後には「建築ってやっぱり面白いな」と思えました。

 

普段仕事をしていると、間取りやデザイン、素材、予算、工期など、どうしても目の前のことに追われがちです。

でも、この本を読んでいると、それ以前に「自分はどんな空間をつくりたいのか」「そこにいる人にどう感じてもらいたいのか」といった、もっと根本的なことを考えさせられます。

もちろん、ツムトアの考えていることをすべて理解できたとは到底言えません。

ただ、それくらいの距離感で読むのも悪くないのかなと思っています。

 

今読んで感じることと、5年後、10年後に読んで感じることはきっと違うはずです。

普段本を読まない私が、夜中のネットサーフィンでたまたま見つけた一冊。

 

何か一冊読んでみよう。

 

そんな軽い気持ちで手に取った本でしたが、仕事について改めて考える良いきっかけになりました。

数年後、もう少し建築の経験を積んだ自分が読み返したときに、今は理解できなかったことが少しでも分かるようになっていたらいいなと思います。

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この記事を書いた人加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
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福岡県福岡市出身。
2018年福岡大学工学部建築学科卒業後、福岡県内最大手のゼネコンに入社。主にRC造マンションの施工管理に携わり、同社の最年少現場所長として多くのマンション建設を経験。仕事漬けで家に帰れない日々でも達成感と充実感はあったが、小さい娘になつかれていないことに気づき、絶望する。悩み抜いた結果、人生を見つめ直し転職を決意~インスタグラムの投稿でみた当社のデザインに魅了されて入社。建物施工に関する幅広い知見、経験を活かし日々奮闘中。
趣味は、スニーカー収集、スイミング。

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