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モモ

2026年推薦図書 『モモ』

時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語

仕事をして、予定をこなして、
できるだけ無駄をなくして、効率よく生きようとする。
そして気づけば、「時間がない」「忙しい」
そんな言葉を当たり前のように使っている。
でも、効率よく生きれば生きるほど、本当に人生は豊かになるんだろうか。
そんなことを考えさせられたのが、ミヒャエル・エンデの『モモ』。

物語に登場するのは、人間から「時間」を盗んでいく灰色の男たち。
彼らは人々に、無駄な時間をなくし、時間を節約するよう勧めていく。

人とゆっくり話す時間。
何もしない時間。
子どもと遊ぶ時間。
ぼーっとする時間。

そんな一見「無駄」に見える時間を、どんどん削っていく。
すると不思議なことに、時間を節約しているはずの人たちが、
どんどん忙しくなっていく。

余裕がなくなり、「時間がない」「忙しい」と言うようになる。
スマホ、SNS、AI。昔より圧倒的に便利になった。
移動も仕事も連絡も速くなった。
昔なら何時間もかかっていたことが、数分でできるようになった。
それなのに、なぜか僕たちはいつも忙しい。
そして「時間がない」と言っている。
便利になって時間を生み出しているはずなのに、なぜ時間がなくなるんだろう。

もしかすると問題は、
時間があるか、ないかではなく、
その時間をどう生きているか。なのかもしれない。

『モモ』子どものための物語のようでいて、
大人になった今だからこそ読んでほしい一冊です。

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この記事を書いた人山本 洋平 リアルター事業部 ディレクター
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大分県出身。
近畿大学卒業後、2007年 三井不動産リアルティ九州株式会社、2012年 CBRE株式会社にて居住用から投資用不動産及びコンサルティングなど幅広い経験を積む。2014年 不動産買取再販事業大手 株式会社インテリックス入社、福岡店にてトップセールスを記録。社員育成にも尽力し、組織構築に携わった後、スタートアップに近い領域でのキャリア形成を意識しはじめる。2026年 レトリックリノベと不動産再生を融合した新たな価値創出に挑戦し、買取再販業界に新たな旋風を巻き起こすべく入社。

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