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劣等感との付き合い方

人生のバイブルというテーマですが、読書は正直あまり得意ではありません。
それでも何冊か本は読んできましたが、私の人生に一番影響を与えているものは、小説でも自己啓発本でもなく、間違いなく漫画『キャプテン』です。

小学生の頃、野球をしていた私は、正直なところまったくうまくありませんでした。
小学4年から6年までの公式戦は、通算で3打席3三振。
守備機会はゼロ。
ベンチにも入れず、グラウンドの外で試合を眺めている時間のほうが圧倒的に長かったです。

 

その頃、父から『キャプテン』を渡され、この言葉に出会いました。

 

「おれたちみたいに素質も才能もないものは、こうやるしか方法はないんだ」

 

作中でこの言葉が出てくるのは、部員たちが練習に不満を持ち、キャプテンに対して反発しかける場面です。
しかし彼らが見たのは、誰も見ていない場所で、ひたすら練習を続けているキャプテンの姿でした。
その現実を前にして、キャプテンからこの言葉が出てきます。

 

中学に上がってからも、私は野球を続けました。
劇的にうまくなったわけではありません。
それでも2年生で中体連のベンチに入り、上級生が引退したあとは、副キャプテンを任されました。

 

才能が開花したという話ではありません。
ただ、やめなかっただけです。

振り返ると、ずっと同じだった気がします。
うまくいかなくても、才能がなくても、「こうやるしかない」と思いながら続けてきただけでした。

キャプテンは、努力を美談として描く漫画ではありません。
才能のある人間が華々しく活躍する物語でもありません。
むしろ、才能のない側の人間が、どうやって前に進むかを淡々と描いています。

 

だからこそ、この漫画は、ずっと自分の基準であり続けています。

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この記事を書いた人今村 勇介 リアルター事業部 コーディネーター
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福岡県福岡市出身。福大大濠高校~2014年西南学院大学 法学部卒。
同年、住友不動産販売㈱入社、在職中は福岡市だけでなく、春日、大野城、那珂川、太宰府、筑紫野、久留米、小郡、糟屋、古賀、福津、宗像、北九州と県内ほぼ全域を担当する。多忙な日々の中、30歳という節目に人生の価値観を見つめ直し、自身の成長と多くの人から求められる人間になるべく、入社。
趣味はウィスキーを嗜むこと。社長曰く「イソジンみたいな味」がするアイラウィスキーが好物。備忘録はインスタグラムで更新中。

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