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太宰府巡礼の旅【福岡 | リノベーション | レトリック】
我が家の愛猫「うめ」のルーツを探して。
こんにちは!ディレクターの西山です。
復帰してから私のブログは猫ネタ多め…?なんて声も聞こえてきそうですが、今回も猫のお話です!
我が家に保護猫を迎えるにあたって、家族みんなでどんな名前にするか、盛り上がっていました。
保護猫の場合、保護主さんが付けてくれた名前を、新しい家族が変えることも多いんです。
まだ見ぬ猫を想像しながら、あれこれと名前の候補を出し合う時間って、本当に楽しいんですよね。
そしてついに、運命の出会いを果たしたのが、三毛猫の「うめ」でした。
(キャットタワーの下から見上げる、朝の「うめ」。透明ボウルの中で、液体みたいにとろけてます。)
保護猫を迎える際には、トライアル期間といって、猫と人が一緒に暮らせるかを試す期間があります。
トライアル中も、「やっぱり名前変える?」「何がいいかな?」なんて、家族会議は続いていました。
トライアル期間も終わりに近づき、正式に迎えることを決めた時、ボランティアの方から「うめ」が保護されるまでの経緯を教えてもらったんです。
- 「うめ」という名前は、太宰府天満宮の参道にある梅ヶ枝餅屋「松屋」さんの近くにいたことに由来すること。
- 松屋さんの周辺は、昔から野良猫が多く、子猫もたくさんいたこと。
- 親猫は警戒心が強く、保護できなかったこと。(TNRという、去勢して元の場所に戻す活動は行っています。)
- 兄弟はたくさんいたけれど、様々な理由で「うめ」以外の猫たちは亡くなってしまったこと。
- 「うめ」は生まれてすぐに保護されたため、兄弟や親とほとんど一緒に過ごせていないこと。
それを聞いた時、家族全員が「うめ」以外の名前は考えられなくなっていました。
いつか必ず「松屋」さんにお礼を伝え、今の「うめ」の姿を見てもらいたいと思っていたので、先日、家族みんなで「うめ」の故郷巡礼に行ってきました。
まずは、太宰府天満宮へお参り。
藤本壮介さん設計の仮殿。宝物殿では気になる展示もありましたが、今回は我慢…。
梅のつぼみも発見!もうすぐ咲きそうですね。
そして、いよいよ松屋さんに到着!西鉄太宰府駅のすぐそばです。
喫茶スペースで美味しいコーヒーと梅ヶ枝餅をいただきながら、店員さんに話しかけるタイミングを見計らいます。
意を決して「うめ」のことを伝えると、すぐに思い出していただけました!
「うめ」の写真を見て、とても喜んでくださり、「幸せそうでよかった」と、保護当時の様子を話してくださいました。
親猫さんは子育てがあまり得意ではなかったようで、「うめ」をくわえて運んでいる途中で落としてしまったそうです。そこを保護されたんですね。
松屋さんの庭園に入る許可もいただきました。今も親猫さんが朝に散歩しにくるそうです。
お礼を伝えることができ、「うめ」の親猫さんが今も元気でいることを知って感動していたら、なんと「松屋」さんから梅ヶ枝餅とお茶のお土産までいただいてしまいました。
こんなに優しい方に保護してもらえて、本当によかった…。
次は午前中に伺って、「うめ」の親猫さんに会えたらいいなと思っています。
さあ、明日は定休日!「うめ」とたっぷり遊ぶぞー!