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テーマ

不合理の効能

どうも僕です。

人間ドック入庫前、戦々恐々。

今のところ検査結果よりも体重計の数字の方が怖い僕です。。。

 

さて今回のテーマは「新卒の私にひと言」。

1996年新卒入社の僕には、かれこれ30年前の出来事。

月日の流れは恐ろしいもので、新卒だった青年は、すっかり初老となっております。

 

弊社フリークのみなさまならご存じでしょうが、僕が30年前に入社したのは住友不動産販売。

当時の認識はというと、

「仲介って何?」

「不動産って書いてるからマンションでも建てるんだろう」

「住友って付いてるから、立派な会社なんだろう」

…その程度でございます。

就職氷河期、他に行くあてもなく、なんとなく入社した会社でした。

 

ところが、いざ配属されると、今の時代なら速攻スマホで転職サイトを開き始めるような環境。

しかし幸いにも、高校時代に軍隊式の部活にどっぷり浸かっていたせいか、はたまた「なんくるないさぁ」な性格のせいか。

どっちかはわかりませんが、業界内でも有名なゴリゴリの営業会社に放り込まれても意外と違和感はなく、

むしろ「働くってそういうものなんだろう」と素直に受け入れていた気がします。

 

成績が給与はおろか進退にまで直結する完全実力主義。

休日出勤は当たり前、深夜残業も当たり前。

情報なんて与えられるものではなく、自分で取りに行くもの。

チラシを作り、事務所で印刷して、連日数千枚のポスティングする。

 

先輩たちの印刷が終わるのを待って、夜中から作業開始。

手を真っ黒にしながら印刷し、明け方まで街を巡回する。

そんな日々がまあまあ普通でした。

 

今なら「それ大丈夫?」と言われそうですが、当時はコンプライアンスなんて言葉はない時代。

なんの疑問もなく不合理な軍隊生活を「日常」として過ごしておりました。

※※年々労働環境は改善し、今は全然違いますので誤解なきよう※※

 

しかし、「若い時の苦労は買ってでもせよ」。

その経験が、元来ズンダレな僕に、忍耐力・仕事に対する執着や責任感を植付けてくれたのでございます。

古巣には感謝こそせよ、残業代請求しようなんて気などサラサラございませんw

 

振り返れば、根性論…無駄だったことも多々ありました。

でも全部が無駄ではなかった。

 

だから新卒の私にひと言…

「その会社、なかなかブラックだぞ。」

続けてこう言いたい。

「でも、安心しろ。その経験は、30年後もちゃんと自分の糧になっている。」と…

 

そして今の時代を生きる、若い世代のみなさんにもひと言…

SNSを開けば、隣の芝生はいつだって青く見えます。

でも「石の上にも三年」。

どんな職場にも学ぶべきことは必ずあります。

その瞬間を精一杯努力し、一人前になってから考えても遅くない。

少なくとも、明け方までポスティングしていたおじさんは、そう思うのでございます。

 

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この記事を書いた人小山 直毅 副社長 兼 COO
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長崎県佐世保市出身。
1996年 住友不動産販売㈱に新卒入社。福岡都市圏全域にて営業として約500件、店舗管理者として約1000件を超える不動産売買実務、所内運営に携わる。2016年 優秀な弟子達に恵まれ、店舗歴代最高、全国200数十店舗トップの月間実績を叩き出した直後に退社。幅広い不動産業務のスキルを武器に、自身で企画した後世に残る仕事がしたいと一念発起し、当社 宜本とともに当社設立参画、代表取締役副社長、COOに就任、現任。年間30件を超えるリノベデザイン、物件をリリースしながら、日々夥しい数の物件紹介メールにくまなく目を通す毎日。ひとつひとつの間取り、すなわち「そこに住まう人々の暮らし」をイメージするその目は更なる高みを見据えている。(情熱大陸風)
植物と犬をこよなく愛するイケおじ(本人談)、4児の父。

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