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工事記録(case1):仕上げ工事【福岡|リノベーション|レトリック】
- 2023.10.23 / BUSINESSCONSTRUCTION
- 加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
ライオンズマンション鳥飼第2 Vol.4
こんにちは、加賀其です。
![](https://retrique.co.jp/wp-content/uploads/IMG_9126-768x1024.jpg)
こちらは、福岡市中央区鳥飼にある買取再販物件です。
こちらの物件の工事の様子をお届けして
今回でVol.4。
是非そちらもチェックください!
鳥飼の物件の造作工事が終わりまして
今週より仕上げ工事に突入しております。
![](https://retrique.co.jp/wp-content/uploads/IMG_9625-768x1024.jpg)
私が現場に来たときはタイルの目地詰めを
行っておりました。
タイルの目地とは何?という方もいると思いますので
簡単にご説明しますね。
![](https://retrique.co.jp/wp-content/uploads/IMG_9630-1-1024x768.jpg)
こちらがタイルを貼って目地詰め前の写真になります。
タイルとタイルに隙間がありますよね?
この隙間の事を タイル目地 と言います。
このままですと、隙間から水がしみ込んだり、
埃が溜まったりします。
その隙間を埋める作業を目地詰めと言います。
わざわざ目地材を詰めるくらいなら
そもそもタイルを目地無しで突き付けて
貼ったらいいのでは、、、
そんなお声もたまにいただきます。
しかし、タイルの特性上目地無しの施工は難しいです。
また、割れる可能性がございます。
目地について少し語らせてください、、、笑
タイルは主に土を焼いて成型する製法で作られます。
その為、どうしても焼き上がりの寸法に
個体差が出てしまいます。
突き付けて貼っていくとどうしても
隙間に砂がかんだり、
そもそもタイルの寸法に個体差があったりと、、、
タイルを目地無しで施工は難しいということが
イメージしていただけるでしょうか。
また、目地が無いことでなぜ割れるかというと
建物は気温の変化等によってごくわずかに動きます。
木材の下地だけでなく、コンクリート自体も
伸び縮みします。
前職で-20度まで冷える冷凍倉庫を建てたときは、
コンクリートが3センチほど縮んで隙間ができたり、、、
そのくらい、気温等による変化は少なからずあります。
目地があることで、目地材がクッションとなり
その動きについていけます。
目地がないと、その収縮にタイルがついていけず、
割れてしまいます。
タイルを施工するうえで、目地は必要不可欠です。
目地材にもセメント系、樹脂系、コーキング、、、、
そろそろもういいよという声も聞こえてきそうなので
目地について語るのもこれくらいにしておきます笑
タイルの中でも今回は目地について触れてみました。
タイルの種類、大きさ、貼り方、、、一度じゃ語りつくせない笑
![](https://retrique.co.jp/wp-content/uploads/IMG_9633-768x1024.jpg)
そんなこんなで最後に綺麗に拭きあげて
タイルの施工は完了です。
![](https://retrique.co.jp/wp-content/uploads/IMG_9632-768x1024.jpg)
キレイに目地が詰まっていますね。
鳥飼の工事もいよいよ終盤です!
これから完成に向けて、クロス工事、キッチン据付等
行っていきます。
11月中旬完成予定ですのでお楽しみに!
完成後は内覧会を行いますので、
是非チェックしてください!
![](https://retrique.co.jp/wp-content/uploads/kagasono-1-1024x768.jpg)