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解体工事チェック【福岡|リノベーション|レトリック】
- 2024.12.2 / BUSINESSCONSTRUCTION
- 加賀其 拓仁 リライフ事業部 ディレクター
こんにちは、加賀其です。
スニーカーばかりではなく、たまには
まじめな話もということで
本日は解体工事が終わった現場に行きました。
リノベーション工事の怖いところは
解体するまでわからないところがあることです。
今日も恐る恐る行ってきました、、、(笑)
西新にあるこちらのお部屋。
お写真は、リビング部分です。
非常に陽当りも良く、きれいに整理された
現場は気持ちが良いですね。
解体工事のタイミングで確認すること。
1番は、水廻り設備(キッチン、浴室、洗面、トイレ、、、)の
配管の状況になります。
こちらはキッチン部分になります。
マンションの上下階を貫通しているPSまでの
配管ルート、高さ、、、(特に排水の配管)
特にキッチンを大幅に移動する場合は
PSに繋がっている高さが重要になります。
手前に折れている配管は床から上がった位置に
ありますが、その部分は今回は関係ありませんので
上がってても大丈夫です。
それよりも奥の床ギリギリに配管が見えます。
その高さを重要視します。
今回は非常に低い位置に配管がありましたのでキッチンの
移動は問題なさそうです。
次に床のガスと水道の配管の写真になります。
こちらが少し今回ネックになってきておりまして、、、
向かって右側の真っすぐの配管が水道管。
左側の折れ曲がっている配管がガス管になります。
何が問題かといいますと、
今回のお部屋は、玄関土間を広げて玄関収納スペースを
広くする計画をしておりました。
ここに配管があると床を上げないといけません。
段差なく玄関収納まで広々とと思っておりましたが、
配管がある手前、床を上げざるを得なくなります。
水道管は意外と自由自在に配管ができますので
問題はないのですが、ガス配管が、、、
曲げてルート変更が可能かどうか、西部ガスとの協議、
工務店とも壁の厚み、下地の位置、、、
入念な打合せが必要になります。
今回は一つ解決策があったのですが、管理組合との
協議が必要になります。
それはこれから協議して進めていきます。
次に、こちらの排気の配管。
梁型を造りバルコニーまでの配管を隠しております。
梁型が大きいとせっかくのリビングに
圧迫感が生じますので今回は、最小限まで
梁型を小さく造りなおすようにします。
梁型の存在感を消すために時と場合によっては、あえて
大きく造ったりすることもあります。
「存在感を消すためにあえて大きく、、、」
少し矛盾しているかもしれませんが、
弊社リノベでは頻繁に施工します。
近々ご紹介しますね!
配管、躯体、床下の様子、、、
もちろん今日は配管だけでなく、解体して
見えてくる部分を隅々まで確認しました。
解体して初めてわかる部分がちゃんとプラン通り進むか
一つ一つクリアしていきます。
全く同じ部屋はありませんので一部屋一部屋念入りに。
実はお写真のように床を部分的に解体しているのも意味があったり、、、
全てを解体すると無駄に解体費がかかりますので
必要な範囲を、必要な部分だけ解体しています。
解体工事だけですが、見えてくるものはたくさんあります。
早い段階で気づき、手を打てるか。
私も毎日スキルアップに磨きをかけております。
仕事の話は仕事の話で語りだすと止まらなくなりました、、、(笑)
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